株式会社富士薬品の会社概要

昔から親しまれている富士薬品は、どのようにして企業としての歩みを始めたのでしょうか。

長年にわたって、医薬品の業界を引っ張ってきた富士薬品が、どこからスタートしたのかを調べてみましょう。富士薬品の会社概要も含めて、解説していきますね。

富士薬品は富山県で生まれた会社です

富士薬品は、富山県富山市で生まれた会社です。1930年2月に、配置薬販売事業を始めて、徐々に全国展開していきました。

配置薬販売事業というのは、家に富士薬品の薬箱を置いて、使った分の薬代だけを払う仕組みです。

昔から置き薬は、日本の家庭の習慣でした。各家庭に置き薬があって、家族が怪我をしたり、風邪を引いたときに、すぐに対処できるようになっていました。

富士薬品は、この置き薬を80年以上も行なっているのです。

置き薬は、顧客にメリットが沢山ある仕組みです。

救急箱は無料で置いてもらえて、前金や補償金は必要ないですし、料金は薬を使った後に払うだけです。富士薬品の担当者が、定期的に救急箱の状態をチェックしてくれるので、薬はいつも新鮮ですし、必要な薬が大事なときに足りないというケースもありません。

担当者はきちんと都道府県知事から、医薬品の販売許可を取っているので、安心して救急箱の管理を任せられます。

富士薬品の配置薬販売事業は、日本の実情に合った、医薬品販売システムなのです。

富士薬品の会社概要

富士薬品は、配置薬販売事業だけを行なってきた訳ではありません。ドラッグストア事業も行ない、実際の店舗で薬を販売することもしています。

地域に根ざしたドラッグストアを運営できるように、企業努力を続けてきたのです。顧客の健康と美容を維持できるような薬を揃える努力や、店で働くスタッフが、笑顔と感謝を持ってお客さんをもてなすような努力をしてきました。結果として、富士薬品のドラッグストア事業は成功し、全国展開しています。

富士薬品は、医薬品等の配置薬販売事業とドラッグストアなどによる薬局販売、そして医薬品等の製造にも取り組んできました。

医薬品に関係した事業を熱心に行なってきたために、資本金は3億円を超えており、配置薬営業所は200営業所を優に超えています。薬局や調剤薬局の店舗も、全国で500店舗を超えているので、富士薬品は大きな成功を収めていると言えます。

富士薬品の会社概要を見ると、富山県で始まった配置薬販売事業が、順調に発展してきたことが分かります。配置薬販売事業だけではなく、意欲的に他の事業にも取り組むことにより、富士薬品は成長してきたのです。

富士薬品の強みとは

富士薬品は、配置薬販売事業だけではなくて、幾つもの事業を手がけています。

複合型医薬品企業として業界を引っ張っている富士薬品は、どんな取り組みを現在行なっているのでしょうか。富士薬品が、特例子会社事業を通して、どのように社会貢献しているのかも説明します。

『複合型医薬品企業』としての富士薬品の取り組み

富士薬品は、複合型医薬品企業として、様々な事業に取り組んできています。

配置薬販売事業からスタートしましたが、今では、日本の社会のために安全な薬を届けたいとの思いから、薬の製造にも取り組んでいます。富士薬品自ら、高尿酸血症治療薬を開発したり、色々な形の薬の製造を行なったりしていますよ。

一般用の薬の製造に加えて、医療用医薬品の製造にも積極的に取り組んでいます。

腎機能検査用薬を製造したり、注射剤や治験薬も製造したりしていますし、新たな治験薬の開発もこなしているのは注目に値します。より安全で信頼できる薬を開発し製造していくために、受託研究や受託製造も行なっています。

高い技術が求められる無菌製剤や、凍結乾燥製剤を効率よく生産できる環境を持っているのが富士薬品の強みです。これらの環境をフル活用して、富士薬品は複合型医薬品企業として活動しているのです。

特例子会社『株式会社富士薬品ユニバーサルネット』

富士薬品は、医薬品の製造だけではなく、障がい者の雇用を創出することによっても、社会に貢献しています。

障がい者の雇用を確保するために立ち上げた、特例子会社株式会社富士薬品ユニバーサルネットがあります。

この会社は、薬を製造販売するというポイントだけに目が向くのではなく、常に社会全体を見渡している富士薬品の強みと言えます。株式会社富士薬品ユニバーサルネットがあるので、富士薬品は、自社の利益だけを追求する企業ではないとのメッセージを発することが出来ます。富士薬品は、社会に貢献するには何が大切なのかを、きちんと見据えている企業であると言えるでしょう。

株式会社富士薬品ユニバーサルネットでは、30名以上の障がい者がのびのびと働いています。障がい者が社会人としての認識を持てるようにサポートしたり、障がい者が持っている能力を高めたりするこの取り組みは、地域からも評価されています。

富士薬品は、複合型医薬品企業として、医薬品の研究開発や製造、そして販売を行なっています。それだけでなく、障がい者の雇用を創出する取り組みもしているので、真剣に日本の社会への貢献を考えている企業であると言えるでしょう。